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原産地が北米ステップ気候地域と言われるリンドウ科の植物であるトルコギキョウ。
この「ステップ気候」の響きに懐かしさも感じるが、乾季と雨季があるいわゆる草原みたいな気候です。 なので、生まれ故郷の環境のように、地上部は乾燥した環境が好きで、地下部(根)は乾燥にも耐えるが、以外に湿気も大丈夫。という植物。 その湿気(場合によっては過湿)にも耐えうる根の構造がおもしろい。 トルコギキョウではありませんが、イネは、水がたまった状態でも根腐れせず順調に生育している。しかし、一般的に、植物(野菜とか花など)を育てるとき、水をやりすぎると根腐れしてしまうとよく言う。でも、イネは、根が酸欠にならない。どうしてだろう。 それは、生まれながらにして持つおもしろ構造が酸欠を防いでいるようだ。その構造とは、根に空気を通す組織(以下、「通気組織」とする)。地上部から通気組織を通って空気を送るらしい。だから酸欠にならないようだ。 また、似たような構造の根をもつ植物にトウモロコシがある。トウモロコシもイネ同様、通気組織を持っている。 ただ、違うのは、イネは生まれながらにしてその組織を持っているのに対して、トウモロコシは必要な環境になったとき(たん水状態)になったときに組織を作るプログラムが発動すること。 イネもすごいが、トウモロコシもすごい!すごい遺伝子だ。 で、トルコギキョウもそんな根を持っている。 イネタイプでしょうか?トウモロコシタイプでしょうか?どちらと思います?? 実は、イネタイプらしいです。生まれながらに「通気組織」を持っているみたいです。 恐るべしトルコギキョウの根。 ということで、生育ステージ毎に水管理を変えることは重要なんですが、トルコギキョウの根にこんな仕組みがあるなんておもしろいですね。 以上の内容については、忘れちゃいましたけど、以前、どこか公的な機関が発表してました。
by miyazakihana
| 2008-03-23 14:24
| トルコギキョウ
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