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2006年、1月から7月で28万本。2007年、1月から7月で50万本。
これは某市場のダリア出荷本数です。花時間8月号、趣味の園芸7月号(または8月号?!)にも取り上げられ、ここ数年流行っている『ダリア』。うちの地域でも昨年から1名ではあるが栽培されている。私の知る限り、宮崎で唯一ではないだろうか。 1年見て感じたこと 1.球根代が高い。とにかく高い。 2.日持ちしない。 3.1株当たり本数が意外と取れない。 そこで思うこと、 1.球根代が高い。 →仕方がない。新品種なら1年目は球根取りという考え方が必要かな。 2.日持ちしない。 →花屋も承知で買っていると思われるが、それでも日持ちの良い栽培、品種選定が必要。 3.1株当たり本数が意外と取れない。 →技術でカバーするしかない。 と、こんな感じで思うわけだが、総じて、数多くある品種の中からどの品種を選ぶかが多くの花き品目同様ダリアでも特に重要だなぁと思う。とにかく、1球1000円もするような品種は1回で多くは買えない。本格的な出荷には2年以上要する。 送る消費地はどんなダリアを求めているか、運賃との兼ね合いで巨大輪はできるのか、ダメなら中大輪で行くのか小輪なのか。はたしてダリアの小輪は存在意義はあるのか。赤ならどんな赤がいいのか、真っ赤なのか、濃い赤なのか、産地カラーを出すために○○シリーズで攻めるのもおもしろいがどうなのか、などいろいろ頭を駆け巡っている。それらは難しいところでもあり、面白いところでもある。 単価を追うのではなく、自ら単価を作る取り組みはもちろん大切であるが、同じ色で、同じ流通量でも単価の高いA品種、一方で安いB品種。まず、スタート時にAを選びたいのが正直なところ。 1件だけのダリアだが、1件だからこそその1品種が明暗を分ける。そう思うと品種の下調べを十分しなければ!と、ダリア農家の人と話をしていて強く思った今日1日であった。 今は2番花の伸長期。2番花の出荷はもう少し先になりそうです。
by miyazakihana
| 2007-08-27 22:14
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