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福岡花市場との打ち合わせ終了後、帰るまで時間があったため近隣にあるJA糸島直営の直売所「伊都菜彩(イトサイサイ)」へ。
→伊都菜彩 〈伊都菜彩概要〉 ・設 立:2007年4月 ・年間売上:20億円以上(月2億円程度) ・集 客:月10万人弱 ・店舗面積:1300㎡ ・キャッチフレーズ:「糸島の大地 そのままいっぱい」 ・強 み:150万人都市・福岡市に隣接。1店舗でほとんどの食材が揃う。 産地の野菜、果樹、花、肉類、加工物などが豊富。特に、野菜は少量多品目栽培指導に力を入れていると言うこともあり、直売所であるにもかかわらず、一般的なスーパーにある商品の主な物は揃う。 また、花も大きく取り扱っており、大まかに数えたところ、鉢物のランは約120鉢、切花を陳列するためのELFバケットは200個程度。格安な上、鮮度も良好。直売所と言うと、キク中心というイメージもあったが、センニチコウ、バラ、ヒマワリ、ガーベラ、切り花洋ラン、トルコギキョウなど多品目。 農産物の多くはJA糸島産であるが、店内商品を見渡すと商品揃いを重視しているため、管内に無いものは福岡県内から仕入れ、それでも無い場合は九州内から仕入れている状況と推測された。(肉コーナーでは牛肉は糸島牛であったが、鶏肉は九州産) また、こだわりの牛乳を販売していたが、その隣にはそれを使ったソフトクリームも販売するなど、農産物だけに留まらない売り方の工夫もある。その他、産地の大豆と特産のイチゴ「あまおう」や茶で豆乳飲料もあった。 その他、海産物を揃えるため、直売所内には漁協も入っており、農協と漁協の連携もうまく行われていた。 通常、直売所と言えば、旬のものが時期的に偏り、商品数も少なくなりがちである。それが直場所であり、旬を強烈に押し出し、次回はまた違った商品が置いているかもしれないという不確定な部分を楽しむというのもいいのかもしれない。しかし、伊都菜彩では、産直という強み以外に、その店に行けば、ほとんどの物が揃うというスーパー同様の強みを持つという部分に相当力を入れている。 宮崎県内にも多くある直売所であるが、産直や立地条件だけに頼らない「スーパーに勝つためには」を考えている伊都菜彩の姿勢は非常に参考になるものであった。まさに、地域おこし的な直売所というより、完全なビジネスとしての直売所の姿である。 集客力アップのために、時期によっては、洋ランフェア、新米フェア、入荷情報などをホームページで情報提供。スーパー顔負けのポイントカード制度もある。 各野菜の売り場に置いていた料理レシピ。いくつかの共通様式が使われている。 →伊都菜彩ブログ →日本農業新聞 次回は、福岡その3 その他おまけです。
by miyazakihana
| 2009-09-15 21:53
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