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6月26日(日)、27日(月)の2日間にわたりNPW(ヌメ革パッチワーク)のワークショップを開催。講師に、NPW選任講師の古本浩さんを迎え、2日間で、19名がその楽しさを体験しました。
このワークショップ、簡単に言えば、革製品を作る中で廃棄される裁ち落としを使って、パッチワークのようにスピーディーにかしめていくもの。金槌1本でトントン、カンカン、つなぎ合わせていくだけ。 今年3月にこのワークショップが鹿児島で開催されていたのを知り、自分もやってみたいという衝動にかられ、約3か月、いろんな方のご縁がつながり、実現することができました。 イメージ通りには全然進みません。イメージにあう革の色、厚さ、質感のものが目の前に必ずあるわけでもなく、そして、あったとしてもうまく組み合わさる形であるとも限らないんです。 最初のイメージ(こだわり)は、すぐさま無かったも同然のことになり、1パーツ1パーツ進めていきながら、その次、またその次をその瞬間考えることになります。 近くの材料から探し、めぼしいものが無ければ遠くに探しに行っても見つからず、結局、たまたま隣の人が裁ち落としたものが、いい感じに合致したりすることもあったり。 そして、時に、製品を作るために裁ち落とされ、廃棄される革が、立派な製品を軽く凌駕する魅力を持ったバッグにもなり得る。こんな、当たり前の世界をちょっと皮肉ったメッセージ性も面白いところです。 同じものが店頭で売られていたら買うかといえば買わないかもしれませんね。自分が悪戦苦闘して作ったというストーリーが上乗せされるから、語ることができ、魅力的なものに見えます。 実は、ワークショップ中、このNPWのコンセプトを他にも応用できないものかと考えてました。木は、布は、紙は、植物は、、、、、、、、でも、加工面、かっこよさ、経年変化の楽しみ等々、革を超えるものは今の所思いつきません。やっぱり革が可能性が一番ありそうかな、、、なんて。 3回に分けて行われた教室の最中、ずーっと参加者の様子を見てましたが、悩んでる様子、楽しんでる様子、完成して達成感に浸ってる様子等々、みんなの様子を見るだけでも面白かったです。皆さんの個性が溢れに溢れていました(笑) 実は、私も日々悩みや葛藤があって、ちょっと気持ちが乗り切れない時期が続いていますが、話してくれた女性の話をはじめ、講師や参加者と話をする中で、エネルギー、ばんばん頂くことができました。道がなきゃ道を作るか、楽しい事したけりゃ、楽しい事始めるか、、、、って。以前に比べ、行動力なくなっていた今日この頃だったので、今回のワークショップを機に、もうちょっと動きたいなあと思ったところです。 最後に、講師の古本さんをはじめ、鹿児島でワークショップを体験し、その熱を宮崎に持ち帰り、今回のきっかけを作ってくれたfさん、そして参加者の皆さん、全てに感謝です。 ありがとうございました。またどこかでお会いしたい。
by miyazakihana
| 2016-06-28 00:29
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